地域密着型特別養護老人ホームそのさと
2017年10月20日にオープンした地域密着型特別養護老人ホームです。
木造平屋作りで3つの家(ユニット)で出来ています。
それぞれのお家にはおよそ10名ほどの入居者の方が暮らしています。
全入居者数が29名の完全個室のユニット型ケア施設です。
そのさとの想いを創る
1.自分や自分の親が入っても良いと思える「家」を創る
介護施設に自ら入りたいと思って入居される方はそういません。やむを得ない事情で住み始めても、ここが自分の居場所となり入居してよかったなあと思っていただけるよう、職員は常に「自分や自分の両親や家族だったら」という視点で支援を行います。
2.心に触れる「言葉」を創る
人と人が触れ合う基本は、笑顔と言葉です。普段の暮らしの中で、人が人としてぬくもりを感じ、心が暖かくなる言葉を大切に創ります。
3.今までの暮らしの継続を創る
「ユニットケア」という概念が創出されたときの理念に、「暮らしの継続」というテーマがあります。今までの暮らしから、大きな変化を伴う暮らしへ変わる高齢者への心理的負担を少しでも減らすことを中心に据える考え方です。そこで、一人ひとりの、入居前の生活リズムを把握し、無理に施設リズムを当てはめるのではなく、可能な限り以前の暮らしに近く、一人ひとりの気持ちに沿った暮らしを考え続けることが求められます。
そのさとでは、いつも入居者様の過去を想い、現在から未来へ続く暮らしを考えながら、入所者様と過ごしています。しかし、自分の家にはかなわないですよね。入居者様は色々な事情から、この家(施設)に入居してきます。私達ができることは「ここに自分がいていいんだ…という安心感を与え、あの…おっちゃん、おばちゃん、姉ちゃん、兄ちゃんたちがいるから、ここでもいいか・・」と思っていただけるように…、一日一日を大切に「今日が最後かもしれない。」一日一日が入居者様にとって幸せだったと思っていただける。そんな風に、入居者様の生活に寄り添い、わたしたちも共に成長し、共に暮らし続ける事を創り続けます。
入居者様の権利を尊重する
「安心して安全で穏やかに最期を迎える為にある7つの権利」
1 人としての尊厳(1人の人格者として扱う・羞恥心やプライバシーに配慮)が守られる権利
2 やりたいことを「したい」と言え、納得のいくまで「話をする・行動ができる」権利
3 嫌なことを「嫌だと拒否」出来る権利
4 自己決定を尊重し、自分が受ける介護を選ぶ権利
5 ご家族様の「こんな風に暮らさせたい」思いに可能な限り応える権利
6 身体拘束では無く、安全で安心な介護が受けられる権利
7 美味しく食べる・気持ちよく出す・ぐっすり眠る・くつろぐ…安心できる場所にいる権利
職員の想い
目配り、気配り、心に余裕を持ち、人を好きになる。常に人に感謝!!
明るく柔らかな笑顔から、ぬくもり、温かみ、安心感のある言葉がけを!!
そっと見守り、そっと寄り添う。走らず、慌てず、感じさせず、さりげなく手助けできる事を探し、大切に守る!!
なずなに込めた思い
「なずな」は、春の七草にも登場する日本人には馴染みが深い植物です。なずなの葉は茎に沿って生えて、一つ一つの葉はハートの形をしています。
たくさんのハートが寄り集まり高さを作り、頂点には花が咲きますが、 このハートの一つ一つを法人に関わる人としてみて、 みんなが集まり幸せを咲かそうという願いがあります。